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あとがき
23.瞳の中に閉じ込めて
C77発行の個人誌にページ数を合わせるために書いたのですが、掲載することによって逆に中途半端に規定のページ数をオーバーしてしまうことが判明したので、
バッサリとカットしたテキストw
諸般の事情により、サイトの更新作業が滞っていたので、初出展はブログという変り種。
何となく初期の頃から仲良しなふたりですが、それでも少しずつ関係が深まっていったと思うわけで、
その辺をもっと色々想像して書いてみたいなぁ。
(2009/11/25ブログup、2009/12/07サイトup)
22.白日夢
バレンタインSSとセットでupすべきだったのでしょうが、思いの外書き上げるまでに時間を要しました。
報われなかった過去の想いを何らかのかたちで昇華させたかったのです。
過去はやり直せないけれど、未来には無限の可能性があると思うから。
ふたりの未来がどうかどうか明るく愛溢れるものでありますように、と
願わずにはいられません。
幸せなとらと真由子が見たいのだ! といった気持ちで絶賛捏造中w
(2009/03/14up)
21.キスの温度
表題はJUDY AND MARYの曲より。あの曲の可愛らしさを何となくイメージしつつ。こういうふわふわと甘い雰囲気は真由子から仕掛けるかな、と思ったのですが
そこを敢えてとらから仕掛けたらどうなるか? という実験作。
……書き手の予想を遥かに超えて、イチャイチャと甘いとら真由話になりました。
そうか「甘えるとら」は真由子以上に甘々になるんだなw
甘味に少し塩を入れると甘さがより際立つのと似たような効果でしょうか(多分違うw)。
いずれ逆バージョンも書いてみたいな。
(2008/10/08up)
20.桜雨
春ですからね。何となく「恋の季節」といった雰囲気で。季節柄、花を織り込んだ話が多くなりますが、
日本の春にこの花は欠かせない。
常に側に居て、でもそれより先へは何となく踏み出せずにいて、
散る花びらの影でそっとそっと触れた花びらはきっと、
今まで知っていた何よりも甘くて。
もどかしいくらい少しずつ近付いていくふたりが可愛らしくて仕方ない。
(2008/05/05up)
19.春の野にて
ははそはのははもそのこもはるののにあそぶあそびをふたたびはせず(柞葉の母もその子も春の野に遊ぶ遊びを再びはせず)
(三好達治「いにしえの日は」より)
三好達治の詩の一節がずーっと頭の中をぐるぐるしていて、
そのぐるぐるが紡ぎ出したテキスト。
れんげやシロツメクサの花飾り、実際に作るとなると虫との闘いですが、
そこは創作なので、そういう不都合には目を瞑ります。
かたちとして残して置けなくても、想いはずっと心の中に。
とらと出掛けるとなると、やはり街中よりは郊外になるんだろうなぁ。
色々と制約も多いけど、でもそれすらもきっと楽しんでしまえる
ふたりなんだろうな、と勝手に妄想中。
(2008/04/20up)
18.2月14日
季節イベントに挑戦、ということで。最初はもっとストレートにチョコレートを渡す話を書いていたのですが、途中で方向転換。
管理人の書くテキストは、基本的に真由子がとらにベタ惚れな雰囲気のものが多いのですが、
今回は真由子の行動に対して、小さな嫉妬心を感じるとらを出してみました。
嫉妬深いのは何かと大変そうですが、好きな人が時折見せる小さなヤキモチは、
その想いの深さを知る「トキメキのスパイス」のようなものではないでしょうか。
(2008/02/14up)
17.飽きるほど、側に
今回は最初に台詞ありきでした。これは降ってきたというか、とある考え事をしていたら耳元で聞こえたんですよ。
いや、ホントに。……うん、管理人さん病院行ったほうがいいね、きっと。
『……飽きるくらい、側にいてみてぇなぁ』
このひと言をとらに言わせたいがために、合いそうなシチュエーションを探しました。
何もかもが違うふたりがそれでも一緒に居たいと願う、そういう切ない関係がとても好きです。
困難を乗り越えて絶対に幸せになって欲しいんだよ。
(2008/01/11up)
16.日常的小話3
ふたりで一緒にいるときにどんな話をしているのかなぁ、と。他愛のない話から始まって、ちょっと深刻なトーンになって、
でも結局最後は笑って顔を見合わせるのでしょう。
とらと真由子はそういう関係であって欲しい、という作者の願望そのままです。
(2007/11/27up)
15.赤いワンピースと金魚
表題が小川未明氏の童話「赤いろうそくと人魚」に似てますが、あんなに悲しい話ではありません。相変わらずの甘々な内容となりました。
毎度変わり映えしなくてスミマセン。
管理人は読んでて恥ずかしくなるような系統の話が大好きです。
さて、今回のテキストですが、
素敵サイトさまのトップ絵のとら真由イラストで妄想が膨らみまして、
そのイキオイのまま書き上げたものです。
人様の萌えは何だってこんなに美味なのでしょう。大変美味しゅうございました。
kさま、ご馳走様でした!
(2007/09/05up)
14.軒端に揺れる
とら真由で季節ネタを書いてみよう! ということで。旧暦の七夕(8/7)に合わせてみました。
前回upしたとらとうしおの七夕話(13.星に願いを)との間に関連性はありません。
ベタネタなんだけれど、それらしい話を書くのは難しいね。
ですが、そういうのを読みたいのは誰よりも自分なので
ベタネタだろうがありがちなネタだろうが書きますよw
とらと真由子は縁側で、うしおと麻子は境内で、
ふた組とも何となくいい雰囲気になっていそうだなー。
(2007/08/05up)
13.星に願いを
これも昨年の素敵祭りに参加させて戴いた時に書いたものです。季節ネタは書きたいと思うものの、いざ書くとなると意外と難しい。
それ以前に、とらうしが私にとっては非常に難易度が高いんだなぁ。
博識なとらが書きたくてこんな話にしたのですが、
後で短冊を見せられた麻子も真由子もキャーキャー言いそうだ。
意味が分かった時のうしおの反応がとても気になりますw
(2007/07/07up)
12.赤い糸
小指に結ばれた糸の色は、眩いばかりの金色。6月12日『恋人の日』記念ということで久々の新作です。
話の内容は特に『恋人の日』とは関係ないのですが。
中学生の少女らしい他愛のない話が、意外な方向へと転がりました。
とらの髪は絹糸みたいに細くしなやかで、でも妖らしく恐ろしく丈夫だと思います。
好きな人から貰う指輪はいつだって特別で、
それが自分と好きな人にしか見えないものだったら、すごく嬉しいんじゃないかなー。
「秘密の共有」はふたりをぎゅっと接近させます。
(2007/06/12up)
11.「とら×うしお祭り」会場入口にて
素敵祭開催1周年記念祭は2006年5月13日〜同年6月30日までの開催でありました。
フォルダを漁っていたら出てきたので載せてみます。
祭開催が相当嬉しかったらしく、文章がぴょんぴょんと跳ねてるなぁ。
とらとうしおは、年中こんな感じであーだこーだ言い合いつつ、
それでも何となくいつも一緒にいるイメージがあります。
(2007/05/14up)
10.きっかけ
気付いているのに、気付かない振りをしているとらの優しさ。気付かれているのを知っているけれど、それを確かめてみたい真由子のワガママ。
真由子はとらに対しては誤魔化しが利かないのを知っているので、
結果としてストレートにぶつかるんじゃないかなぁ。
とらの方がずっと年上で色々なものを見聞きしている分、
逆に臆病な部分があるような気がします。
何だか不器用同士、うまくいくといいのですが……!
(2007/05/04up)
09.日常的小話2
とらは無自覚に真由子を甘やかしてます。そりゃもう過保護と言ってもいいくらいに。
真由子は甘やかされていることに気付いていて、それが嬉しくて仕方ないのですよ。
存分に甘えられる人がいるということ、存分に甘えてくれる人がいるということ、
そのどちらもとてもとても幸せな奇跡だと思います。
(2007/04/27up)
08.日常的小話1
ややとらうし風味かな。特にオチのない話ですが、日常のひとコマ的な位置付けでお楽しみ頂ければ、と。
蒼月家の人々は何となく食べ物関係でよくケンカしているような気がします。
生存競争激しそうだよなぁ、男所帯だしさ。
紫暮はお酒を飲まなくなってから甘党になったとか、そんなイメージで温泉饅頭w
とらは多分酒豪ですよ。
顔色ひとつ変えず、水を飲むみたいに淡々と一升瓶を煽っていて欲しい……!
(2007/04/12up)
07.初恋の君
夕暮れの帰り道。愛しいあなたの初恋の人は誰ですか?とら復活後の話。
多くは失われたままだけれど、人だった頃の記憶はとらの中に断片的に残っている設定になってます。
このあたりはまた別の話で詳しく書きたいな。
(2007/04/01up)
06.二人の夏
触れ合うほど近く寄れば 言葉なんてもういらないからこのふたりがデート出来る場所は限られてるよなぁ、と。
とらが人間に変化すれば色々と可能だけれど、真由子はそのままのとらが好きだと思う。
表題は小田和正さんの同名曲より拝借しました。知ってる人いるかな?
(2007/04/01up)
05.寝たふりをして
試したり、試されたり。うわぁ、甘い! 自分で書いててそう思った。
だけど、ここの管理人はそういうのが好きです。
自分が読みたいものしか置いてないですが、
同じように甘党の方、もしよろしければお付き合い下さいませ。
このふたりはナチュラルにこういうことをしそうなところに萌えます。
何をしても、ふたりの根底にあるのは愛です(きっぱり)。
(2007/04/01up)
04.陽だまりの中で
定番昼寝ネタ。とらはフカフカモフモフできっと温かいに違いない。
自分で書いてて真由子が本気で羨ましいんだぜ。いいなぁ、真由子。
とらは強面の外見には似合わず意外と面倒見がいいんだよねぇ。
そこが萌えツボをきゅんきゅんと刺激します。
(2007/04/01up)
03.天使の梯子
2006年5月に開催された素敵祭(とら×うしお祭)に参加させて頂いた時のもの。なので若干とらうし風味となっております。
表題の「天使の梯子」は雲間から帯のように射す光のこと。
「ヤコブの梯子」と呼ばれることもあります。
何だか変則的で読みにくくなってしまったけれど、 あの写真をどうしても使いたかった。
雨上がりにこの光を見るたびに管理人はとらを思い浮かべます。
人と人とを繋ぐ縁は儚げに見えて実は何よりも強い、と信じたいなぁ。
(2007/04/01up)
02.帰還
これも割と初期の頃に書いた話。白面との最終決戦、とらが「憎しみはなんにも実らせねえ」と言ったシーン、
背後から手を差し伸べる姉弟の姿からイメージを膨らませました。
原作設定とは若干違うけれど、その辺は大目に見て下さると幸せでございます。
とらが戻って来る話は他にも色々と考えてはいるけれど、
なかなか一本のストーリーにはならないんだよなぁ。かたちにならずモヤモヤしてる感じ。
このイメージをどうやって手繰り寄せようか考え中。
(2007/04/01up)
01.午後のパノラマ
いちばん最初に書いたとら真由話。ベタベタに甘い話が読みたくて、つい勢い任せに。
食事でしか身体を構成する素を得られない状態で、
「食べる」というのは究極の愛情表現だよなー、といつも思います。
(2007/04/01up)